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新製品

テフ・ロックα:ロゴ

テフ・ロックα

テフ・ロックα:画像

300℃の耐熱性、高温下でも優れた離型性を発揮。

「テフ・ロックα」は、テフ・ロックよりも耐熱性・耐久性が向上した自己潤滑性クロムめっきです。

耐熱性に優れたテフ・ロックの開発

オテックの独自技術テフ・ロックは、硬質クロムめっきの高硬度、耐摩耗性といった機械的特性と4フッ化樹脂の持つ非粘着性・優れた離型性を兼ね備えた高機能めっきとして幅広い分野のお客様に採用いただいております。
しかし、テフ・ロックが使用されている生産現場ではラインの高スピード化や使用する原材料の広がりにより、生産設備や部品に、更なる耐久性や耐熱性が求められています。そこで、テフ・ロックの製造工程を大幅に見直し、テフ・ロックよりもさらに高い機能性を有するテフ・ロックαを実用化しました。

自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」を提供

生産現場(お客様)
迅速性・量産化が進み生産設備や部品のさらなる耐久性が必要
お客様の声

テフ・ロックへの要望

耐熱温度の高温化・潤滑性・離型性の長安定化
テフ・ロックの製造 工程の見直し
新製品「テフ・ロックα」の開発

⚫︎300℃での連続使用を実現
⚫︎長時間の低摩擦係数維持で、使用時の耐久性アップ
⚫︎離型性の改善

テフ・ロックαの特徴

耐熱性 UP​!

高温環境下での樹脂分解が起こらず300°Cでの連続使用が可能です。
(テフ・ロックの推奨限界温度:250°C)

加熱時の樹脂成分の重量減

耐久性 UP​!

高温環境下(300℃)の摩擦・摺動であっても低摩擦を維持し、良好な滑りと耐摩耗性を発揮します。

摩擦環境300°Cにおける各種表面処理の動摩擦係数の変化
(温度:300°C、摺動材:アルミナ球)
耐久性 UP​!:摩擦環境300°Cにおける各種表面処理の動摩擦係数の変化グラフ

300℃での摩擦試験後のめっき面の摩耗痕では、「テフ・ロックα」表面の痕跡はわずかです。

テフ・ロック(×500)の摩耗痕
耐久性 UP​!:テフ・ロック(×500)の摩耗痕
テフ・ロックα(×500)の摩耗痕
耐久性 UP​!:テフ・ロックα(×500)の摩耗痕

硬度

めっきベースはクロムめっきであるため、表面硬さはHv800~850程度で、傷がつきにくく、優れた耐摩耗性を発揮します。また、表面はめっき層であるため、導電性があり表面帯電もいたしません。

安全性

2020年7月4日よりREACH規制において、PFOA関連物質の含有濃度25ppbと厳しくなりました。テフ・ロックαからのPFOA発生はほとんどなく、REACH規制に対応した複合表面処理を提供できます。
※ユーロフィン・フードアンドプロダクト・テスティング株式会社で「テフ・ロックα」からのPFOA検出試験を実施したところ、検出限界5ppb以下であることを確認しています。

適用例

包装・物流機械部品(ヒートシーラー、ホットプレートなど)、プラスチック・ゴム成型部品(金型、ダイ、スクリューなど)、食品・医療関連部品(ホッパー、金型など)、その他(軸受け、ロッドなど)

従来のフッ素コーティング処理でお困りの方、離型性皮膜に耐熱性や耐久性を求めておられる方、新しい自己潤滑性複合化膜を活用してみたい方は、是非ともご相談下さい。

技術資料

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