MENU

新製品

テフ・ロックS:アイコン

テフ・ロックS

テフ・ロックS:画像

金属・セラミックとの摺動に対して低摩擦な自己潤滑性皮膜。

金属やセラミックのような硬い物質の大きな荷重がかかる摩擦摺動下において、優れた性能を発揮する「テフ・ロックS」。新しい皮膜構造で、過酷な使用環境に耐えうる皮膜を実現しました。

新生自己潤滑性複合皮膜の開発

金属やセラミックのような硬い物質で、大きな荷重がかかる過酷な摺動環境下でも潤滑油を用いずに低摩擦を維持する皮膜が求められていました。テフ・ロックの皮膜構造を見直し、相手材への攻撃性が小さくて非粘着性・離型性を有した新生自己潤滑性複合皮膜テフ・ロックSを開発しました。

自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」を提供

生産現場(お客様)

金属・セラミックとの摺動で、低摩擦で製造に耐える表面処理膜がほしい

お客様の声

金属・セラミックとの大きな荷重下の摺動摩耗で、低摩擦性を維持し、耐久性、耐食性を発揮し、
メンテナンスが軽減できる自己潤滑性膜を造ってほしい

ベースクロムめっき、複合化膜の構造を新設計

新製品「テフ・ロックS」の開発

⚫︎金属・セラミックとの大荷重摺動に耐える
⚫︎低摩擦係数維持と耐久性をアップ
⚫︎クラックフリー化による高耐食性の発揮

テフ・ロックSの特徴

新しい膜構造

テフ・ロックSは、従来のテフ・ロックの設計を見直し、表面に微小で無数の山谷(高低差数μm、山数1000個以上/mm2)を有するクラックフリークロムをベースめっきとし、4フッ化樹脂を大幅に増量させた新しい複合化クロムめっき皮膜です。 テフ・ロックSは、金属・セラミック・樹脂等の摩擦摺動において、凸部のクロムめっきが大きな荷重を分散して支えて耐摩耗性を発揮します。加えて凹部の4フッ化樹脂層が低摩擦性、非粘着・撥水性、離型性等の機能を発揮するので、両方の特性が相乗される高機能性表面処理膜です。
新生自己潤滑複合化膜テフ・ロック Sの断面模式図
新しい膜構造:新生自己潤滑複合化膜テフ・ロック Sの断面模式図

テフ・ロックSの優れた点としては、①めっき表面に微細な凹凸を無数に設けた形態、②複合化の4フッカ樹脂の増量(従来の約2倍)、③ベースクロムめっきのクラックフリー化があげられます。

耐荷重•耐久性•耐食性 UP​!

テフ・ロックSは、構造の新設計によって、低摩擦(動摩擦0.1)・耐荷重(耐久性10倍)・摩耗量減(1/10~1/100)・耐食性(キャス試験24時間赤錆発生なし)などの特性を発揮する理想的な自己潤滑性膜に仕上げることに成功しました。

①表面の微小谷部の4フッ化樹脂が、摺動点に供給され、焼き付きを起こすことなく、安定した低摩擦性を発揮します

SUJ2球との摺動での動摩擦係数の変化
耐荷重•耐久性•耐食性 UP​!:SUJ2球との摺動での動摩擦係数の変化グラフ
各種球との摺動での動摩擦係数(荷重500gf・1万回摺動時)
耐荷重•耐久性•耐食性 UP​!:各種球との摺動での動摩擦係数(荷重500gf・1万回摺動時)比較表
②表面の微小山部のクロムめっきが金属・セラミックの大きな荷重を分散して支え、耐摩耗性を発揮します
各種球との摺動での摩耗量評価(荷重500gf・1万回摺動時)​
耐荷重•耐久性•耐食性 UP​!:各種球との摺動での摩耗量評価(荷重500gf・1万回摺動時)​比較図

③ベースのクロムめっきはクラックフリーな膜で、下地の腐食を生じさせないため、高耐食性を発揮します

耐食性キャス試験後の外観
耐荷重•耐久性•耐食性 UP​!:耐食性キャス試験後の外観
耐荷重•耐久性•耐食性 UP​!:耐食性キャス試験後の外観

フッ素コーティング処理でお困りの方、金属・セラミックとの摺動時の摩擦特性を求めておられる方、新しい自己潤滑性複合化膜を活用してみたい方は、是非ともご相談下さい。

技術資料

他のテフ・ロックシリーズ

カタログダウンロード

めっきとロールのトータルサプライヤー
オテック株式会社の会社カタログです。

以下メールアドレスにPDFにて送付いたします