初めての方へ
オテックについて
この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。弊社は大阪を拠点とし、めっき技術とロール製作技術を両輪とした技術志向の企業です。各種機能性めっきや高精度ロールの製作加工に多くのノウハウを有し、お客様のお役に立つことをモットーに日夜研鑽しております。他社で断られた、あるいは他でお願いできる会社がないといった難題に積極的にチャレンジしていきます。
弊社でできること
弊社はフィルムやシートの製造設備で使用される重要部品である「ロール」への表面処理を得意としています。硬質クロムめっきを中心とした各種オリジナルめっきとロール加工技術により、ロールの製作〜研削加工〜表面処理〜表面仕上げまで一貫生産での加工が可能です。またお客様の大切な品物をお預かりして表面処理のみの加工も承っております。
硬質クロムめっきについて
硬質クロムめっきは工業用クロムめっきとも呼ばれ、耐摩耗性、耐食性、離型性等多くの優れた機械的特性を持つ代表的な工業用めっきです。電気めっきと呼ばれる技術のひとつで、電気の力により溶液中の金属イオンを還元し、素材表面に新たな皮膜(クロム金属)を形成させます。そのため、機能の優れた高価な素材を使わなくても必要な部位にのみ機能を持たせることが可能です。それ以外にもクロムめっきに四フッ化樹脂(テフロン等の商品名で知られています。)を含浸した離型に優れためっき「テフ・ロック」やクロムめっきに炭素を入れることにより硬度アップとクラックレスを実現しためっき「クロアモール」も施工しております。その他オリジナルめっきは製品ページをご覧下さい。
ロールについて
みなさんはテレビや携帯の液晶に使用されているフィルムやリチウムイオン電池に使用されているセパレーターフィルムなどの製品がどのように製造されているかご存知でしょうか?薄くて透明なフィルムは押出成形機と呼ばれるフィルム製造装置で連続生産されます。フィルムは原材料となる樹脂を溶かして作られています。Tダイスと呼ばれる部品から溶け出た樹脂が冷却ロール上に放出され冷やされ、はじめてフィルムの形になります。その後、延伸という工程を経て巻き取られ完成するのですが、成形〜搬送〜巻取する全ての工程においてロールが使用されています。これはフィルム製造装置での一例ですが、ロールtoロールと呼ばれるロールを使った連続成形法においては、ロールはあらゆる部分で使用されているとともにとても重要な部品でもあります。弊社はロールのスペシャリストとしてあらゆる用途に合わせたロールの製作、表面処理を手掛けております。